チロるちょこ

暗いお話をします。
まぁ私の過去話なんですが……。
結構頑丈に封印したつもりなんですが最近になってフワフワ浮上しやがりまして…。
一人の時とか無駄にその記憶が浮かんでかなりブルーになってます。
なのでここでパ～っと話して少しは楽になってみようかな～と思いまして…（最悪だな、おい！！）

ですので暗い話が苦手な方は回れ右をお願いします。



ことの発端は友達から送られてきた１通のメール。
高校の同窓会をやるみたいなのでその連絡のメールが届きました。
「誰が高校の同窓会なんて参加するか！」と最初はその程度の気持ちで終わるはずでした。
しかし『高校』という単語に忘れかけていた記憶が呼び覚まされてしまったんです。


正直に言って、小中高の学校生活の中で高校生活が一番嫌いでした。
無茶苦茶嫌いです。
理由は、ぶっちゃけて言えば嫌がらせと言うものがありまして………。
笑われたり、ひそひそ陰口を言われたりなんてことは日常茶飯事でしたね。
私の見た目が彼らにとっては最高の笑い道具だったみたいです。
小６の時から髪は天然パーマで昔は結構悩んだ時もあったんですが、まさか高校でそのことを馬鹿にされるとは思ってもみませんでした。
あとはこの不細工な顔ですね。
ここからはとくに覚えてる事例を挙げて説明していきます。


高２の時の話です。
友達と話しをしている時に私が笑い声をあげたんですがその笑い声について笑われた事がありました。
ただ普通に笑っただけなのにそのことで周りのクラスメイトに笑われました。
丁度その時、教室にいなかった人にたいして「お前惜しかったな。あともう少し早く教室に戻ってきたらあいつの凄い笑いが見れたのに。」と言ってる声が聞こえてきました。
私って目は無茶苦茶悪いんですがその分耳が良いからひそひそ声でも同じ部屋にいれば聞こえてしまうんですよね…。
思えばこの事を発端に陰口などが増えていった気がします。



これも高２の時の話です。
私の席はあの時後ろから３番目でその後ろには男Ａと女Ｂがいました。
移動教室から帰ってきたときその男Ａと女Ｂが教室の隅でこっちを見ながらニヤニヤ笑っていました。
なんか嫌な予感がするな、と思いながらも自分の席に座ろうとしたら後ろの男Ａの机が前に出っ張って私の椅子が動かせないぐらいになっていました。
普通だったらこの時後ろの机が動いてるんだから後ろの机を元に戻しますよね？
だから私は男Ａの机を元の位置に戻しました。
そうしたら男Ａと女Ｂが私を指さしながら大爆笑したんです。
机を元の位置に戻しただけ。ただそれだけの動作で爆笑されました。


ああ、私って笑い声をあげるだけで笑われるんだ。
机を元に戻しただけで笑われるんだ。

じゃあどうすれば笑われないんだろ？
どんな動作をすれば笑われないんだろ？
机を元に戻しただけ。笑い声をあげただけ。
たったそれだけのことで笑われた私は何をすれば笑われずにすむんだろ？

本気でこんなことを考えてた時がありました。



そして一番嫌だと思った高３の時の話。
私は前から３番目の席に座っててＩという友達と話しをしてました。
前の二人は席を外してて私の前はがら空きでした。
そしたら私の一直線上の黒板の前で沢山の女子が集まってたんですよ。
７人ぐらいだったかな？
その彼女達は何をしたと思いますか？
その女子達の真ん中にいた一人の女子が私の方に携帯をむけて、
そしてボタンを押して、
その次の瞬間、シャッターを切る音とフラッシュの光がその携帯から出てきました。

そう。勝手に写真を撮られたんです。

そして彼女達はこう言いました。

「凄～い！何このくせっ毛。超うける」
「何この気持ち悪い顔。ありえない」


それ以来カメラが大嫌いになりました。
むしろ怖くなりました。
わざわざデジカメを持ってきてそのレンズを私の方に向ける人もいました。
写真に私の姿を残すのが怖くて怖くて。
集合写真とか撮るのが本当に嫌いになりました。
写真に写ったら絶対笑われる、その考えばかり浮かびました。

レンズが私の方を向いてると必死にそのレンズから逃げてました。
シャッターの音とフラッシュの光が発せられる度にビクビクしてました。
そしてその後の笑い声がとても恐ろしくてたまりませんでした。
最近では大分その恐怖も薄くなってきましたがシャッター音とフラッシュの光に一々反応してしまいます。



他にも席替えの時などで。
席替えはくじ引き制だったんですが。
私の隣や前後を引いてしまった人達は。
「まじありえねぇ！！」と叫んでたりしていました。



『苛める側に問題はあるが苛められる側にも問題がある』という単語をよく聞きます。
私の問題はおそらく先生や親に相談しなかったこと。
相談すれば嫌がらせはなくなったかもしれません。
しかし、私に対する嫌がらせは先生がいない休憩時間に起こったこと。
もし相談して、
先生がそのことを生徒に言い聞かせて、
その場ではその生徒達もちゃんと言うことを聞いて、
表向きにはその事は解決したようにみえて、
そして陰では嫌がらせがエスカレートしたら………。
その考えばかりが浮かんで、
臆病だった私は怖くて怖くて、
結局先生にも親にも相談できませんでした。


ストレスが胃の方にきて、
いつも気持ち悪くて、
ゲーゲー吐いてた事なんてしょっちゅうありました。

その反対に、
ストレスを食べることにあてて、
体重が一気に増えた事もありました。

一人になると、
辛くて辛くて、
悲しくて悲しくて、
悔しくて悔しくて、
布団の中で毎晩大泣きしてました。



その私が高校３年間、なんとかやっていけたのは友達という存在がいたからです。
友達の数なんて数えられるほどしかいなかったけど、本当に心の支えになりました。
特に今でもカラオケなどに誘ってくれる人達には本当に感謝してます。
私がいることによってもしかしたら周りから笑われていたかもしれません。
それでもみんなと笑いあえた時は幸せでした。
みんなのことは大好きです。
ですからこれからも友達でいてくれると嬉しいです。
こんな自分勝手な奴でごめんね。






…ということで以上です。
こんな下まで読んでくださってありがとうございます。
暗い気持ちにさせてしまったらごめんなさい。
でも自分勝手ですが少し気持ちが楽になった気がします。


明日からはまた元気にやっていこうと思うのでこれからも宜しくお願いします！
それではお休みなさい。